「単身高齢者へ部屋を貸すオーナーへのアドバイス~~ファイナンシャルプランナーのつぶやき」

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コラム

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「単身高齢者へ部屋を貸すオーナーへのアドバイス~~ファイナンシャルプランナーのつぶやき」
2023.10.23 ファイナンシャルプランニング

アミアカルヴァ株式会社 ファイナンシャルプランナーの竹原庸起子です

アミアカルヴァグループにはファイナンシャルプランナーと宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、マンション管理士が在籍しております。

今回は以前コラムの続きとして、単身入居高齢者へ部屋を貸すオーナーのかたたちへ、賃貸契約開始後、

入居中に気を付けていただくほうがいい内容についてお伝えします。

 

<国土交通省より終身建物賃貸借契約の詳細をお伝えします>

 まずは今回もこちらを国土交通省HPより「大家さんのための単身入居者受け入れガイド」をご紹介し、この内容から抜粋してお伝えします


 

<単身入居高齢者のかたとのコミュニケーションが一番大切です>

単身入居高齢者のかたへ部屋を貸す際は、その契約を結ぶ際と入居後とに留意すべき点が多くありますが、

その前提として、オーナーと単身入居高齢者とのコミュニケーションの形成が必須です。

個人情報に配慮しながら、かつ相手が安心する程度に、お互いがお互いを気にかけておきましょう。

 

このようにコミュニケーションを図りつつ、入居時および入居中にオーナーがおこなうべき動きは次の通りです。

これは法律で規定されているというのではなく、実務上必要なことだと考えております。

①  単身入居高齢者の生活パターンを知る

 仕事先、かかりつけのお医者様、よく通う施設や習い事を聞きましょう

②  家賃を手渡しでもらうようにする

 振り込みでの受け取りが多い中、わざと手渡しで受け取る機会を設けましょう

  ※ただし、最近は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐことを最優先にしましょう

③ 入居者のポスト

 中身を勝手に確認するのではなく、外部から見てポストの中身の回収が遅れている、郵便物がたまっているなどのチェックをしましょう

入居者の電気が長時間点いていない場合、カーテンや雨戸を開閉した形跡がない、水道メーターが動いていないなどの異変を感じたら、

入居者の家族、仕事場へすぐに連絡できるようにしましょう。

 

 次に、入居後、入居者が死亡した場合にオーナーがおこなうべき動きは次の通りです。

①  相続人や家族、親戚に連絡して、賃貸借契約の終了の通知をおこない、かつ、部屋の残置物撤去の同意をもらってください。

②  相続人や家族に連絡がつかない場合は、すでに締結している終身建物賃貸借契約の条文に基づいて、残置物処理をすすめましょう。

 

今後高齢社会が加速することにより、単身入居高齢者が増えること、また空家を活用したいというオーナーもふえることから、

この両者をマッチングしていきたいというのが国土交通省の動きです。

 

 このように当アミアカルヴァ株式会社には経験豊富なファイナンシャルプランナーがおります。

お金のことで気になることがありましたら、弊社のファイナンシャルプランナーを頼ってください。

ご相談お待ちしております。

 

 

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