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社会人のマナーについて②
2023.07.21 会社法務
大阪府守口市のアミアカルヴァ行政書士法人 新米スタッフです。
今回は前回に引き続き社会人のマナーについてです。
今回は時間についてからです。
私たちは幼稚園・保育園の時から授業時間など、時間を意識する生活をしており、時間を守るように教育され続けてきたはずです。
しかしそもそも、時間を守ることがなぜ大切なのでしょうか?
当然のことですが、私たちが地球で生活している以上、どんな人にも1日は24時間しか与えられていません。
人は誰しも、この1日24時間という限られた時間の中で予定をやりくりして生活しています。
自分1人が時間に遅れることで取引先など、相手や相手のその後の予定に迷惑をかけることになります。
時間はお金では交換することができないものなので、
自身が取引先との約束に遅れたことで取引先に与えた時間の損失は取り返すことができません。
また、時間を守れないということは、仕事などの期限も守れないということになり、信用に欠けることになります。
こうしたことから時間は社会人としての最低限のマナー、信用となるのです。
次に名刺交換です。
名刺は自身やお相手の「顔」と同じです。そのため、慎重な取り扱いが必要です。
名刺は名刺入れに入れておく、名刺を受け取るときはお相手の名前や会社名を指で隠さないようにする、
落とさないなど、失礼がないように取り扱うことを意識することが大切です。
次に電話やメールです。
電話やメールは、対面での対応と異なり、相手の表情や仕草など視覚からの情報がないため、
相手を不愉快にさせたり、誤解などからトラブルに発展するおそれもあります。
では、そのような誤解を生まないためにどのような対応を心がければよいのでしょうか。
電話であれば、相手を待たせないように3コール以内で出ること、
保留の時間を短くする、ゆっくり丁寧に、明るい声ではっきりと話す、
敬語など言葉遣いに気をつけることが大切です。
ビジネスメールであれば、わかりやすい件名で、要点を絞って短く纏める、
口頭で伝える以上により親切に、なるべくすぐに返信すること、といったことを意識することが大切です。
最後に、席次です。
席次は応接室や会議室などだけでなく、エレベーター、車やタクシー、新幹線などの座席にもあります。
席次は重要な人物を擁護するということも意識されたものであるため、
応接室や会議室であれば、入り口から遠いところが上座となります。
車であれば、運転席の後ろが上座とされ、新幹線など電車であれば進行方向の窓側が上座とされます。
いかがでしたか?
社会人が身につけるべきとされるマナーにはさまざまなものがありますが、
マナーによって取引先やお客様に与える印象が大きく左右され、
評判の向上にも、クレームなどのトラブルにもなります。
社会人としてマナーが重要とされることはこうした理由からです。
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