社会人のマナーについて①

お電話でのお問い合わせは06-6991-8869

コラム

column

column

社会人のマナーについて①
2023.05.22 会社法務

 大阪府守口市のアミアカルヴァ行政書士法人 スタッフです。

 今回は社会人のマナーについてです。

 

 そもそも、社会人として、なぜマナーが必要なのでしょうか?

 社会人の「私」は、私という一人の人間であると同時に、会社や団体の一員であります。

 

 特に、会社や団体の従業員・構成員として行動する場合は、

 「私」に対面する人にとっては、

 「私」を通じてその背景にある会社や団体を見ることになります。

 つまり、

 「私」は会社や団体の代表なのであり、

 「私」が問題行動を取れば、会社や団体全体の評判を下げることとなり、

 逆にしっかりとした行動を取れば、それは会社や団体の評判の向上に繋がるのです。

 社会人の「私」は、私という一人の人間であるだけでなく、

 会社や団体の従業員・構成員であるということを自覚して行動することが大切です。

 

 社会人としてのマナーが求められるものとしては、以下のようなものが挙げられます。

  ・身だしなみ、服装

  ・言葉遣い、敬語

  ・挨拶、お辞儀

  ・時間

  ・名刺交換

  ・電話やメール

  ・席次

 

 ひとつずつ見ていきましょう。

 まず、身だしなみ、服装です。

 やはり、見た目は第一印象に繋がります。

 身だしなみ、服装がだらしないと、仕事面においてもだらしなく、いい加減なものであるという印象を与えてしまい、

 信用に欠けてしまいます。

 また、時と場合に応じた適切な服装であること(TPO)も大切です。

 

 次に、言葉遣い、敬語です。

 敬語には尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つがあります。

 尊敬語は相手に敬意を表わす場合に用いるもので、相手をあげるイメージです。

 謙譲語は相手にへりくだる場合に用いるもので、自身を下げることにより相手をあげるイメージです。

 丁寧語は言葉遣いを丁寧にして、相手に敬意を表わす場合に用います。

 話をする相手や時、場合によって使い分けることが大切です。

 

 次に挨拶、お辞儀です。

 挨拶は相手を認める行為であり、相手を尊敬する表現です。

 また、挨拶をすることにより、相手への印象がよくなります。

 挨拶は相手の目をみて、笑顔ですることが大切です。

 そして、挨拶とは切っても切り離せないものがお辞儀です。

 お辞儀には約15度の会釈と、約30度の敬礼、約45度の最敬礼があります。

 会釈は軽い挨拶の場合に、敬礼は来客時などに、最敬礼はお礼やお詫びの際に行います。

 挨拶とお辞儀を繋ぐものとして同時礼と分離礼があります。

 同時礼は挨拶の言葉とお辞儀を同時に行うものであり、

 分離礼は挨拶の言葉を述べた後にお辞儀をする作法であり、

 分離礼の方が正式なお辞儀といえます。

 これら挨拶とお辞儀についても、時と場合、相手によって適切に使い分けることが大切です。

 

 

pagetop