「人生会議」アニメーション動画をご存じですか

お電話でのお問い合わせは06-6991-8869

コラム

column

column

「人生会議」アニメーション動画をご存じですか
2024.06.24 相続・遺言

アミアカルヴァ行政書士法人の代表行政書士竹原庸起子です。

弊社では毎日のように相続のご相談をお受けしておりますが、先日お客様と雑談にあがったのが

「人生会議」というコトバです

 

ここで下記の動画をご覧ください。

YouTube 大阪府公式チャンネルのうちの一つの動画です。

【人生会議アニメーション動画】人生会議―より良く生きるために― (youtube.com)

※以下は(人生会議アニメーショ動画~人生会議―より良く生きるために)より引用

 

今回のコラムでは、相続相談の専門家として、そして一人の人間として

この動画に対してどう感じたのかを述べます。

 

<人生会議はいつでもおこなえる>

 私は長年、相続遺言の専門家としてさまざまな相談を受けてきて、よくお客様へお伝えするのが

 

「なんでもっと早くアミアカルヴァを頼ってくださらなかったんですか。」というコトバです。

お客様に対して失礼なコトバかもしれません。しかし、お客様の立場にたって考えて

はっきりとだめなことはだめ、良いことは良いとお伝えするのが我々相続専門家の役割かと思っています。

しかし関西人のようにはっきり言ってしまうことにより、お客様家族にしこりを残してしまうこともあるでしょう。

ですからそんなときは大阪府のさきほどのYouTube動画をご案内するのです。

 

 先日、とあるお客様が

「なぜあのときの先生のアドバイスをキチンと聞かなかったのだろう。家族で話し合わなかったんだろう。」と泣きながらお電話をくださいました。

 その女性(60歳)は、お電話をくださった1週間前にご主人がお亡くなりになったとのこと。ご主人との間にはお子さんはおらず、ご主人の両親も祖父母もすでに他界、ご主人の兄弟姉妹が5人いらっしゃり、そのうち一人はすでに他界されているとのこと。

 つまりご主人の相続人は奥様であるその女性と、ご主人の兄弟姉妹や甥姪たちです。

 

 さきほどの「あのとき」というのは半年前のことです。アミアカルヴァにご主人と2人でそろって遺言書が必要なのかどうかのご相談に来られたのです。このご夫婦は結婚してから二人で立ち上げた事業が軌道に乗り、自宅と駐車場を購入、幸せに暮らしていたのですが、ご主人が60歳になりまだまだこれから二人で人生を楽しもうとしていた矢先、体調不良が続いたことから健診をうけ、ご主人が癌であり余命1年と宣告されました。ご夫婦は治療方針と相続のこと、立ち上げた事業のことをよく話し合いましたが、知人から「子どもがいないのであれば遺産分けのときは大変だよ。専門の人に相談した方が良い」と言われ、アミアカルヴァに来られました。

 アミアカルヴァの相談員はご夫婦に遺言書作成を提案しました。

ご主人は全財産を妻に渡したいと思っていたことから、遺留分のない兄弟姉妹と奥様が話し合わずに済む方法としてです。

おそらくどの専門家も「公正証書遺言書をのこすべき」とアドバイスするであろう事案です。

 しかしながらご夫婦は遺言書作成を躊躇し、治療方針話し合いもしていないまま、ご主人は思いのほか早くお亡くなりになったとのことでした。

 結局は通常通りの遺産分割協議による相続手続きをせざるを得ません。

 

 こういうケースにふれると

大阪府の「人生会議」の動画を思い出します。

この動画の次のフレーズがココロに響きます。

 

あきらめていたけれども

自分の思いを伝えることでみんながサポートしてくれる

希望する医療やケアについて前もって話し合い共有しておくことが大切。

あなた大切にしていることは何ですか?

年齢や健康状態にかぎらず家族や友人とまずは話し合ってみませんか?

 

※以上、大阪府「人生会議」より引用

 

みなさんの大切な人と、大切な時間を過ごすために、大切なコトを、大切な限りある今

話しませんか

それだけで解決することがありますよ

 

この連休、親族で集まる機会があるかと存じます。

一度みなさんでこの動画を見てください。

 

<今を大切にいきるための「人生会議」は3つの視点で>

あくまで私がどう想ったのか、随筆です。

相続遺言の専門家として次の3つの視点で人生会議ができればいいのではと考えています。

私が人生会議を経て気づいた視点です。

 

1点目 ひと の視点

私は人生会議をするにあたり次のようにココロで唱えました。

 

 50歳になり老後が見えてきた現在、周りにいてくれる「ひと」、いつも支えてくれる「ひと」、当たり前のようにいつも一緒だけれど、実はその当たり前は明日はどうなるかわからないんだから、いまの一瞬でもその「ひと」を思ってコミュニケーションをとりたい。

 自分がこれから老後を迎えるにあたり、自分がいま居なくなってしまったら周りの人は何に困るのだろうか?困らないようにするにはどうしたらいいのか?

 そして周りの人が困らないようにするには、次の視点の「もの」を整理しておくべきかと考えました。

 

 2点目 もの の視点

 「もの」には、生活に欠かせないもの、家、車 があります。

 今後の人生において、これらの「もの」をどうしたいのか、いま自分がいなくなったらこれらの「もの」をどうしたらいいのか、周りの人は困るでしょう。

 家、車、に関する契約書などの書類すべてをどこに収納しているのかをまわりの大切な人にすべて教えました。

そして、「もの」の整理はなんとかなるけれど、「おかね」に関することはさらにきちんとしておかねばならないですね。それが3つ目の視点です。

 

 3点目 「おかね」の視点

人生会議では、自分が生きている間のお金のことと、万一の場合(死後)のお金のこと 両方ともについいて家族に話しておきました。

まずは自分が生きている間のお金のことです。生きている間は収入があってようやく生活できますが、その収入は確実に保証されているわけではありません。なぜならばいつ病気や事故にあうかわからないからです。万一そのようになった場合に、自分の治療費と家族の生活費、教育費に困らないようにできているのかを検討しました。

 そして預貯金、保険類、共済類、年金手帳などをどこに収納しているのかを、家族に伝えました。パソコン内でのみ管理している情報については、どんな情報をパソコンのみで管理しているのかを伝えました。

次に万一の場合(死後)のお金のことです。万一なにかあったら、自分の相続人はだれかはよくわかっています。相続人になる家族が真っ先にだれを頼ったらいいのかを伝えておきました。万一の場合にも残された家族が生活できるような準備ができていることも伝えました。

 

 このように人生会議では「ひと」「もの」「かね」の3つの視点で家族に話しておくとわかりやすいのではないでしょうか。

  そして、この3つの視点の番外編である「こころ」という項目も

ちょこっとエッセンスとして家族に伝えました。

 いま自分が生き生きと仕事ができているのは周りの人々のおかげです。

自分にはなんの力もないのに。

 みなさんはどうでしょうか?人生会議できそうですか?

pagetop